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東岡牧
《この活動の始まり…》

私は大阪の看護学校の頃、海外医療を目指して勉強する為に「日雇い労働の町釜ヶ崎」でボランティアをしていました。

この日本なのに路上で亡くなる人の多さに驚き、真剣に取り組もうと思いました。当時、支援者が少なかった「名古屋のささしま」で看護師の仕事をしながら夜回り、炊き出し医療相談をしていました。

思うところがあり「マザーテレサ」に会うため、インドに行きました。

1994年そして、結婚を機に一度名古屋を離れました。

2000年に日進市にある「愛泉館」の師長として呼ばれ再び名古屋に戻ってきましたが、しばらくは子育てで、ささしまの野宿者を支援する活動は年末年始の越冬活動だけでした。

2006年しかしどうしても「最も立場の弱い人」の支援がしたくて、 愛泉館を退職。1年間バングラデシュで医療活動をしましたが、そこで私がしていた事は持続不可能な「単なる一時的な看護」でした。

帰国してから「何をしたらいいのか?」分からなくなりました。年末年始の越冬活動で知り合いの労働者に「牧!血圧測ってくれるんか?」の声が「私の使命は自分の町の一番弱くされた人への活動だ!」という事を思い出させてくれました。

2007年に笹島診療所で野宿している人や生活保護を受けている人の相談員になりました。しかし、そこに来るのは前向きに考える人です。
もっと「誰にも話せず、誰にも声かけられずに野宿している人がいるのではないか?」と思い

2011年に退職して NPO法人「ささしま共生会」の医療巡回相談員になりました。週に3日名古屋や広域範囲を仲間と野宿している人を巡回しました。
その頃ささしま共生会は愛知県の補助金を受けていたので数人の職員と連携しながら活動が出来ました。しかし

2016年3月にその補助金も終了してしまい、金銭的に活動できなくなり、NPO法人としては解散になりました。どうしたら、持続可能な活動(SDGs)が出来るだろうか?と考え 2016年4月に有志数人と「野宿者を支援する会」を設立しました。

毎週木曜日に10時〜15時までを巡回する場所を決め、食糧や必要物品などを持って行き「何か困った事はないか?」を聴いてまわりました。巡回に同行してくれるのは、学生さんや昔野宿者していて今アパート生活している人、いつもは仕事しているが木曜日だけお休みしてくれる方など8名で交代で参加してくれるボランティアさんです。資金は一般の寄付や私が講演会をしたお金などでやりくりしています。

「活動内容」をご覧下さい。